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令和3年3月に厚労省の認可を受け「かかりつけ歯科医機能強化診療所」となりました。
これは国の定める医療の質として感染予防対策がしっかりできているか、歯周病やむし歯の治療・予防をしっかりと行えているか、また自治体地域医療に貢献できているかどうかなど様々な基準をクリアしてはじめて認可を受けることができる施設基準となります。
またこの基準の中には予防メインテナンスを継続的に行えているかどうかという項目もあります。メインテナンスに関しては現在皆様がしっかり予防に通っていただいているという意味も含まれますので改めて感謝申し上げます。
結果としてより良い予防医療の充実を図ることができるようになりました。
あなざわ歯科ではしっかりとした検査の元、その情報管理から情報提供アドバイスまで細部にわたりサポートしております。
お子様はしっかりと歯を守っていき、カリエスフリーと口腔機能上質化を目指す。
成人はこれから起こる加齢に伴う疾患についてしっかり予防し、口の中から全身をサポートする。
高齢者は口腔ケアによる全身のケアをサポートする。
歯周病の予防は単純に歯を残すということだけでなく、全身疾患の予防にも非常に効果的です。
また歯が残るということは胃腸の負担を減らし,いつまでも自分の口で食事をしていただけることができます。自分の口から食事をしなくなると腸の栄養を吸収してくれている「腸絨毛」という器官が短くなると言われ腸絨毛が短くなると栄養吸収を行う面積が減ってしまいます。栄養吸収の低下は昨今問題となっている高齢者の「フレイル(虚弱)」を招くことにもつながります。
さらに腸は免疫細胞を多く生成する重要な機関ですので、腸内環境悪化は多くの悪影響を招くのです。
口腔ケアは高齢者にとっては「誤嚥性肺炎」「フレイル」と昨今の重要な問題をサポートできるため、これからは治療ではなく、いかに口腔ケアに力を注ぐかが重要と考えます。
そのためにあなざわ歯科ではよりプロフェッショナルな医療チームを目指しています。
これからも上質な健康を目指しスタッフ一同精進して参りますので引き続き「あなざわ歯科」を宜しくお願い致します。
あなざわ歯科 院長 穴澤順之進